ダイセキ環境ソリューションは好業績評価の訪れを待つ

2014年10月21日 13:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【木村隆のマーケット&銘柄観察】

 ダイセキ環境ソリューション <1712> は絶好の押し目買い局面だ。10月3日に今2015年2月期の8月中間決算を発表したが、業績好調にも関わらず全般の乱気流に巻き込まれ、9月29日の戻り高値2092円から10月16日の1622円まで一直線の下げに見舞われた。つまり好業績については全く評価されずじまいで推移しており、今後業績見直しの流れが巻き起こる可能性が強い。

 土壌汚染の調査・処理事業が主力事業だが、廃石膏ボードのリサイクル事業も手掛ける。土壌汚染調査・処理事業では、調査計画を立案するコンサルティング業務から、現地調査、サンプリングした土壌の分析、汚染土壌の処理まで、全工程を自社で対応できる「土壌汚染対策のトータルソリューション企業」である。

 設備投資意欲の本格的な盛り上がりには欠けるが、不動産市況の回復を下支えとし、営業体制の強化及びグループ会社間の連携強化による情報収集の強化等、新たな需要の開拓に注力している。

 この結果8月中間期の業績は売上げ59億6900万円(前年同期比24%増)、営業利益6億8700万円(同前年同期比24.6%増)の増収益を達成した。通期の売上げ118億1000万円(前期比11%増)、営業利益14億800万円(同8%増)は据え置いた。

 下期も不動産市況は概ね良好に推移し、土壌汚染案件の増加傾向が続くとみている。増収率に比べ営業増益率を低く見込んでいるのは、東北復興関連で利益率の高かった仙台地区でのがれき処理事業が終了することに伴う採算悪化を見込むため。ただ、東北復興関連は、がれき処理から建物建設へ、復興のステージが変わる中、土壌汚染調査・処理関連の需要は増えるとみている。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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