ティー・ワイ・オー Research Memo(6):本業回帰による事業再編が奏功し新たな成長ステージへ

2014年10月20日 16:59

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記事提供元:フィスコ


*16:59JST ティー・ワイ・オー Research Memo(6):本業回帰による事業再編が奏功し新たな成長ステージへ

■決算動向

(1)過去の業績推移

ティー・ワイ・オー<4358>の過去の業績推移を振り返ると、売上高は2008年7月期にピークを迎えた後、過去の事業領域の拡充によって生じた不採算部門の整理により、同社の業績は下降線をたどった。ただし、本業回帰による事業再編が奏功して、売上高は2011年7月期に底をつくと3期連続で増収となり、中核事業を軸とした新たな成長ステージに入ったと見られる。また、営業利益についても、不採算部門の整理による損失を計上した2009年7月期に大きく落ち込んだが、その後V字型に回復した。

また、財務面でも、過去の事業領域の拡充に伴って有利子負債残高が膨らむとともに、2009年7月期には不採算部門の整理により自己資本比率が0.8%へ大きく落ち込んだが、その後、業績回復による内部留保の積み上げや2010年12月に実施した第三者割当増資(約1,300百万円)により2014年7月期の自己資本比率は37.4%の水準にまで回復している。また、借入金の返済も順調に進んでいる。2014年7月期の借入金残高は3,300百万円となり、現預金残高を差し引いたネット有利子負債残高はゼロとなった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)《FA》

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