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【木村隆のマーケット&銘柄観察】牧野フライス製作所は米国向け自動車、航空機の受注増が続く
牧野フライス製作所 <6135> は好業績買いが一巡の気配の気配にあるが、電子部品関連を中心に金型向け受注が増加。日本工作機械工業会の発表によると、8月の工作機械受注額は前年同月比35%増の1281億円に達した。中国や北米向けが好調で、海外向けは45%増だった。国内向けは18%増。
大企業だけでなく中小企業でも仕事量が増加、老朽化した機械を買い替える動きが進んでいる模様。業界では「今年から来年にかけ国内は改善してくる」との見通しが主流。好業績買いは終息したかに見えるが、業績好調を見直すムードが改めて高まる可能性が強い。
2015年3月期の第1四半期の業績は、7900万円(前年同期は18億円の赤字)となった。金型産業向けが好調な日本に加え、アジア、欧州向けなどの売上高が増加。受注については、米国において自動車、航空機向けなどが好調で、米国子会社の受注は四半期として過去最高となった。
米国では製造業の国内回帰の動きが続いており、自動車、航空機、エネルギー関連など全般的に高水準の需要が継続するとみられている。回復が遅れ気味だが、高い成長率を背景に一定の需要増加が期待できるアジアなどでも回復を見込んでいる。
なお、厚木に約90億円を投じて工作機械の基幹部品の工場を建設したが、今後生産効率の高い同工場の稼働率の上昇も利益率の改善に寄与するとみられる。
今期の営業利益は前期比81%増の89億円が見込まれているが、受注好調を背景に91億円への上方修正がアナリスト筋の間では有力になっている。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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