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10月9日のNY為替概況
記事提供元:フィスコ
*04:31JST 10月9日のNY為替概況
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円54銭から108円18銭へ上昇し107円80銭で引けた。米労働省が発表した週次失業保険申請件数で4週平均や保険継続受給者数が8年ぶりの低水準となったこと、予想を上振れた卸売在庫、また、ブラード・セントルイス連銀総裁の発言「ドル高によるインフレへの影響は懸念せず」を受けてドル買いが再燃。その後、株式相場の大幅な下落を嫌気したリスク回避の円買いが強まり上値を抑えた。
ユーロ・ドルは、1.2777ドルから1.2665ドルへ下落し1.2685ドルで引けた。ドイツの8月輸出が2009年1月以降で最悪となったこと、ドラギECB総裁がインフレが「異例な低水準」にあることに言及したためユーロ売りが再燃した。ユーロ・円は、137円44銭から136円66銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.6214ドルから1.6105ドルへ下落した。
ドル・スイスは、0.9476フランから0.9558フランへ上昇した。
[経済指標]
・米・8月卸売在庫:前月比+0.7%(予想:+0.3%、7月:+0.3%←+0.1%)
・米・8月卸売売上高:前月比-0.7%(予想:+0.3%、6月:+0.4%←+0.7%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:28.7万件(予想:29.5万件、8月:28.8万件)
・米・失業保険継続受給者数:238.1万人(予想241万人、前回240.2万人)《KY》
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