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ソーバル Research Memo(7):M&Aは買収予定金額を引き上げて候補企業探しを進める
記事提供元:フィスコ
*17:36JST ソーバル Research Memo(7):M&Aは買収予定金額を引き上げて候補企業探しを進める
■更なる成長のための課題
(2)M&A
ソーバル<2186>は、エンジニアリング事業の拡大のために、既存の事業領域とは違った新しい領域のビジネスへの進出を成長戦略の柱の1つにしている。同社はこれをM&Aによって実現しようとしており、「新機軸のM&A」と位置付け、買収先を探している。買収条件として(a)事業継承者がいない、(b)営業力が不足している、(c)年商3~20億円規模程度を基本とし、医療、自動車、航空・宇宙分野を具体的なターゲットとしている。
本来は、「1年に1件の割合での買収」という姿勢を示していたが、2014年2月期は、M&Aが成約しなかった。そして、2015年2月期第2四半期末(2014年3月-8月期)現在も、成果は出ていない。景気の回復に伴い、買収に競合が生じ、買収価格が上昇しているという。ここ2、3年、特に医療分野をターゲットとしてきたということもあり、検討対象となる案件そのものは増えてきているというが、成功するかはまだ予断を許さない。
ただ、M&Aの成否も、同社の収益にすぐに影響するわけではない。同社にとってのM&Aはあくまで長期的な成長戦略の柱だからである。また、M&Aがうまく進まなかった場合のことも考慮して2014年2月期に新設した「新規事業部」への期待もある。社内から新しいビジネスを生み出すという新規事業部は、今までの発想にまったく捕らわれることなく、新しいビジネスのタネを発見・育成していくことを基本とし、日々、研究・調査を進めているという。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤 邦光)《FA》
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