ソーバル Research Memo(8):特定顧客の比率は低下傾向、顧客層の拡大は着実に進展

2014年10月7日 17:39

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記事提供元:フィスコ


*17:39JST ソーバル Research Memo(8):特定顧客の比率は低下傾向、顧客層の拡大は着実に進展
■更なる成長のための課題

(3)特定顧客依存からの脱却

売上高の約60%以上をキヤノングループに依存している点はリスクと言えよう。しかし、顧客層の拡大は着実に進んでいる。ソーバル<2186>が連結決算となった2012年2月期は売上高の75.8%をキヤノングループへ依存していた。2015年2月期第2四半期(2014年3月-8月期)決算の説明でも触れたとおり、現在は、62.6%まで低下している。キヤノン依存からの脱却は着実に進んでいると考えられる。

また、キヤノングループからの受注が急激に細る恐れも極めて低い。例えば、デジタルカメラは、スマートフォンの普及で需要が減少していると言われているが、キヤノンの主力である一眼レフに関して言えば、写真のプロや愛好家向け、新興国富裕層などに根強い人気がある。消費者の要求に対応するためにより高度なファームウェアの開発が引き続き行われており、開発費も維持されているという。

したがって、今後もキヤノングループからの受注は横ばい傾向が続き、営業社員や子会社の努力によってキヤノングループ以外の顧客からの受注拡大が少しずつ進んでいくとみるのが妥当であろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤 邦光)《FA》

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