象印:今第3四半期の純利益は2.7倍、国内外で炊飯ジャーやステンレスマホービンが好調

2014年9月29日 22:29

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【9月29日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

象印マホービン(東2:7965)が29日に発表した2014年11月期第3四半期の連結決算は、純利益が前年同期比2.7倍の27億円だった。

国内外で炊飯ジャーやステンレスマホービンの売上が好調に推移したことに加え、為替影響による海外売上高の円換算額の増加、消費増税前の駆け込み需要等の効果もあり大幅な増益となった

売上高は同17%増の574億円、営業利益は同4.3倍の44億円、経常利益は同3.6倍の49億円だった。

また、同社は併せて通期業績予想を修正し、売上高を前回予想740億円から前期比12%増の750億円に、営業利益を同50億円から同3倍の55億円に、経常利益を同55億円から同2.4倍の61億円に、純利益を同31億円から同2.2倍の35億円に、それぞれ引き上げている。なお、前提となる為替レートについては1ドル100円から105円に変更している。(岡野学)【了】

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