ドルチェ&ガッバーナ 2015年春夏コレクション - 情熱の“赤”に染まる、スペイン統治下のシチリア

2014年9月22日 21:20

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記事提供元:ファッションプレス

ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA) が、2014年9月21日(日)に2015年春夏コレクションをミラノで発表した。壁、カーペット、さらにはインビテーションも真紅で染められた会場。これからどんな舞台が始まるのだろうという期待が高まる。


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今季のテーマは「1516年から1713年、スペインの影響下にあったシシリー」。16世紀から18世紀、スペイン統治時代のシチリアにインスピレーションを受けたコレクションは、エトナ火山の噴火を思わせるほどの、激しい情熱をもつ女性像をイメージしている。


そんな彼女に相応しいカラーのレッド、ブラック、そしてホワイトがコレクションを支配する。タイトなミニ丈ドレスやロングドレスなど、シンプルにセクシーさを打ち出したスタイルが中心となり、そこに眩しいほどに荘厳に煌めくゴールドの装飾がなされているのが全体の特徴だ。また過去のコレクションでも登場したコルセットや、ビスチェ、レースのキャミソールといったランジェリー風の装いも見られ、官能性と華やかさがコレクションに共存する。


今季を象徴するモチーフとなったのは、ハートとカーネーション。「Sacred Heart(聖心)」を意味するハート、そしてスペインの伝統文化を象徴する花が、多くのピースにビジューや刺繍であしらわれた。またカーネーションは、ドメニコ・ドルチェの母親が愛した花でもあり、コレクションでは彼女に対するオマージュも表現されているのだ。その他大ぶりなドットも多く見られ、花々と重ねてプリントするなど可憐なイメージに。


一方、メンズコレクションに登場したようなマスキュリンなアイテムも豊富に展開される。まるで闘牛士の恋人が着ているジャケットを遊び心にまとってみたり、フォーマルなブラックスーツを着こなしたり。さらに今季は珍しくデニムも登場。たっぷりデコレーションされたボーイフレンドジーンズもセンシュアルなシースルートップスと合わせ、ブランドらしい華美な着こなしを提案した。


フィナーレでは、白いマタドールシャツ、赤いブルマー、そして黒のフラットシューズをまとった総勢65名のモデルがランウェイを行進。圧巻の演出でショーの幕を閉じた。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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