フォトクリエイト Research Memo(8):「写真No.1」の実現を基本方針とした中期経営計画を発表

2014年9月22日 17:17

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記事提供元:フィスコ


*17:18JST フォトクリエイト Research Memo(8):「写真No.1」の実現を基本方針とした中期経営計画を発表
■中期経営計画

(1)中期経営計画概要

フォトクリエイト<6075>は決算発表と同時に2017年6月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。経営の基本方針としては、「写真No.1」の実現を掲げている。そのために、ライフタイムカバレッジの拡大、新たな写真スタイルの提案、データベース・マーケティング事業の確立を挙げている。

具体的な業績目標値としては、最終年度に売上高で4,716百万円、営業利益で386百万円、1株当たり利益では180円の水準となる。事業別で見ると、インターネット写真サービス事業については、年率1ケタの安定成長を見込む一方で、新たな写真スタイルの提案などによる付加価値向上によって収益性を5ポイントほど高めていく戦略だ。また、フォトクラウド事業については、学校写真領域の拡大により年率30%台の売上成長を見込んでいる。広告・マーケティング支援事業では写真に含まれる豊富なデータ資産を活かしたデータベース・マーケティング分野での新規事業確立を目指していく。以下に主な基本戦略を示す。

○ライフタイムカバレッジの拡大
現在、同社が提供する写真サービスは、スポーツイベントを中心に学校写真、ダンスや音楽イベント、ウェディングなど一部での展開にとどまっている。人生のなかで、写真の撮影シーンはその他にも数多くあり、同社はこうした未開拓領域を新規事業として取り組んでいく方針を示している。

○新たな写真スタイルの提案
また、同社では従来なかったような写真体験の提供ができるような、新たな写真スタイルの提案にも取り組んでいく。写真に収められたユーザー、一人ひとりが主役となるストーリー性を持たせた写真テイストや構成などに仕上げ、提供していく。現在は、人生の節目に撮影される記念写真などは旧態依然としたスタイルが主流だが、こうした新たな写真テイストのニーズは確実に高まってきている。同社では、こうした新たな提案によって付加価値を高めることで、未開拓領域にも進出していく考えで、そのための施策として業務提携などを積極的に進めていくことも視野に入れている。

○データベース・マーケティング支援事業
前述したように、撮影した写真に含まれる数々のデータをデータベース化し、マーケティング支援事業に活用していく取り組みを進めている。既に、一部のスポーツ用品メーカー向けにシューズ用品のデータを収集し、マーケティング支援として提供している。また、同事業においては筆頭株主であるCCCとも連携して新規事業の取り組みを進めている。CCCはTポイントカードを用いたデータマーケティングの事業ノウハウを豊富に持っており、将来的にはTポイントカードとの連携も含めた新規事業へと展開していく可能性がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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