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ネクスト Research Memo(11):今後の利益率の動向が評価ポイントに
記事提供元:フィスコ
*18:08JST ネクスト Research Memo(11):今後の利益率の動向が評価ポイントに
■株価バリュエーション
ネクスト<2120>は国内の上場会社に類似会社が存在しないため、海外企業との比較を行う。各社とも、業界構造に革新をもたらすビジネスモデルや成長性が評価され、バリュエーションは総じて高い。同社のバリュエーションも、おおむねその範囲内で妥当な水準と判断できる。しかし、時価総額には大きな開きがある。この要因としては利益水準の違いが挙げられるほか、より根本的には海外類似企業(米国企業2社を除く)と比較して同社の利益率が相対的に低いことがある。海外類似企業の利益率の高さは、既に圧倒的なシェアを確保しプライスリーダーとなっていることや、ブランディングプロモーションのために多額の広告宣伝費をかける必要がないことなどが考えられる。同社は圧倒的なNo.1を目指して戦略的投資を行っており、中期的には営業利益率25%を目指している。計画どおりに進捗すれば、利益水準の引き上げによる株価の上昇余地は十分に期待できるだろう。2014年3月末の海外投資家の株式保有比率は35.1%(前期末17.3%)と大きく拡大している。同社の業界における地位が確立されつつあり、それに伴って利益率が大きく上昇することを予測した動きと捉えることもできる。業界淘汰(寡占化)の動向を含め、同社のシェア拡大策の進捗と戦略的投資の見通し、それに伴う利益率の変化に注目したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)《FA》
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