注目銘柄ダイジェスト(前場):アルバック、セイコーHD、ミクシィなど

2014年8月13日 11:33

印刷

記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アルバック、セイコーHD、ミクシィなど

アルバック<6728>:1603円(前日比-500円)
ストップ安。前日に前6月期の決算を発表、営業利益は120億円で前期比96%増益、従来計画の115億円を上振れての着地となった。一方、今期は90億円で同25%の減益見通しに。市場コンセンサスは150億円レベルであったとみられ、予想外の大幅減益見通しとなる形。研究開発費の増加や粗利益率の悪化が減益見通しの背景のようだ。会社側では来期の中期計画なども下方修正している。なお、JPモルガン(JPM)では投資判断を格下げしているもよう。

セイコーHD<8050>:416円(同+24円)
大幅に3日続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は28.5億円で前年同期比ほぼ横ばい、上半期計画60億円、同31%減益予想に対して順調なスタートとなっている。また、最終利益予想は上方修正、固定資産売却益85億円を特別利益に計上することで、通期予想を100億円から170億円に上方修正している。モルガン・スタンレー(MS)では、懐疑的な見解もあった市場予想だが、今後は計画達成や上振れへと焦点が移って行くとみているもよう。

大平洋金属<5541>:383円(同+8円)
続伸。前日に発表した第1四半期決算が手掛かり材料に。営業利益は9.4億円と黒字転換、前年同期比では9.9億円の損益改善となっている。先に業績予想を大幅に下方修正、上半期営業損益は0.9億円の黒字から13.8億円の赤字に減額していただけに、やや意外感のある数値に。第2四半期以降は収益が悪化するとの見方に変化はないものの、フィリピンニッケル鉱山大手からの少数株主利益が想定以上に拡大していることなどもポジティブ視、今後の業績回復期待が先行する格好にも。

関東電化工業<4047>:297円(同+39円)
急伸。前日に発表した第1四半期の好決算が評価材料視されている。営業利益は6.2億円で前年同期比3.2倍となり、通期予想を従来の16億円から23億円にまで上方修正している。半導体・液晶用特殊ガス類の増収が業績上振れの主因に。前期は、第1四半期決算時に大幅下方修正した後、第2四半期、第3四半期決算時に上方修正、モメンタムの改善傾向継続を評価する動き。

大幸薬品<4574>:1672円(同+118円)
急反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は前年同期比33%減益の4.1億円、2ケタ減収減益決算となった。ただ、鳥インフルエンザ報道をきっかけとした特需の一巡、消費者庁関連報道の影響を受けた返品額の増加などから、感染管理事業の落ち込みに対する警戒感は十分に強まっていた。医薬品事業は堅調推移が継続などから、業績の最悪期通過期待などを想定するような動きにも。

プラネックスH<6784>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。マネジメント・バイアウト(MBO)を実施すると発表したことが材料視されている。買い付け価格は1株当たり600円となり、同水準にサヤ寄せの動きへ。今後は経営資源の選択と集中を行い、抜本的な事業構造改革に速やかに取り組むと。なお、同時に今期の営業損益見通しを6800万円の黒字から1.4億円の赤字へと下方修正している。

アイオデータ<6916>:707円(同-65円)
大幅反落。今期営業利益は前期比37.1%減の14.0億円、最終利益は55.2%減の9.0億円と大幅減益見通しとなったことが嫌気されている。「Windows XP」のサポート終了による更新需要が一巡し、パソコン関連市場の冷え込みが予想されるほか、テレビ関連分野も力強さに欠く状況が予測されると。なお、前期営業利益については22.3億円と従来予想の20.0億円を上回って着地した。

じげん<3679>:972円(同-117円)
売り先行。前日に発表した第1四半期売上高は前年同期比24.9%増の5.7億円、営業利益は同10.8%増の2.6億円と増収増益で着地した。ただし、通期の営業利益は前期比31.2%増の12.0億円が見込まれており、低調な立ち上がりと捉えられる格好に。第1四半期においては、既存事業の展開領域や展開地域の拡張と新規事業の創出、ビジネスモデルの多様化に努めたと。

ミクシィ<2121>:6400円(同+290円)
買い先行。好決算を手掛かりに連日でストップ高となり、引き続き、上値追いの展開となっている。本日は、三菱UFJが投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を2500円から7500円へと大幅に引き上げたことも支援材料に。目標株価の算出については、ガンホー<3765>がパズルRPG「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の売上増によって、業績の変化率が株価のカタリストになった期間のPERである28.0倍を使用している。《KO》

関連記事