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欧米為替見通し:日・英・欧中銀総裁の危機感応度
*17:19JST 欧米為替見通し:日・英・欧中銀総裁の危機感応度
本日7日の欧米市場のドル・円は、ウクライナ情勢への警戒感から上げ渋る展開が予想される。
ドル・円のテクニカル分析は、「三角保ち合い」を上放れていることで目標値107円が点灯しているものの、上辺(本日は102円22銭)を割り込んだ場合、上放れが「ダマシ」となる可能性が高まることで要警戒か。
昨日のニューヨーク市場でのドル・円は、シカゴ筋による33億ドルのドル売り、スプリントによるTモバイルUSの買収断念報道を受けた買収期待の円売り持ちポジションの手仕舞いなどで、101円77銭まで下落したものの、本日は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による株式ポートフォリオ増額期待などで、下げ渋る展開となっている。
ウクライナ情勢での最悪のシナリオは、ウクライナ国境に集結している約45000名のロシア軍が、ウクライナ東部の平和維持を大義名分にして侵攻し、ウクライナ政府軍あるいは北大西洋条約機構(NATO)と戦闘状態に入ることである。
地政学的リスクと金融危機に際して、7-8日の日本銀行金融政策決定会合で緊急避難的な流動性供給が決定されるか否か、明日8日の黒田日銀総裁の会見に注目することになる。
欧州中央銀行定例理事会では、イタリアのリセッション(景気後退)入りが確認された後、ユーロ圏の景況感悪化、そしてユーロ圏の金融機関の対ウクライナ、ロシア債権(約600億ユーロ)の不良債権化による金融危機が警戒されることで、緊急避難的な流動性供給が決定されるか否か、ドラギ欧州中銀総裁の会見に注目することになる。
英中央銀行金融政策決定会合では、英国からのロシアのオリガルヒ(新興財閥)による資本流出懸念が高まっていることで、カーニー英中銀総裁の危機対応策に注目することになる。
【今日の欧米市場の予定】
18:30 南ア・7月SACCI企業景況感(6月:89.7)
20:00 英国中央銀行が金融政策と政策金利発表(現状維持の予想)
20:45 欧州中央銀行(ECB)が金融政策発表(現状維持の予想)
21:30 ドラギECB総裁会見
21:30 米・前週分新規失業保険申請件数(予想:30.5万人、前回:30.2万人)
04:00 米・6月消費者信用残高(予想:186.5億ドル、5月:196.02億ドル)《KO》
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