【編集長の視点】立川ブラインドは今度は12月通期予想業績の据え置きを嫌って急続落

2014年8月6日 10:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  立川ブラインド工業 <7989> (東2)は、52円安の640円と急続落している。同社株は、8月1日に今12月期第2四半期(2Q)業績を上方修正、株価は、7月29日につけた年初来高値732円を前に利益確定売りが先行し下ぶれたが、前日5日大引け後にその2Q累計決算を開示し、開示時に見直すとした12月通期業績を期初予想の据え置きとしたことが響きさらに売り増勢となっている。ただ、2Q累計業績は、12月通期業績に対して高利益進捗率を示しており、12月通期業績も、2Q累計業績と同様に期中の上ぶれ修正の可能性もあり、突っ込み買いも一考余地がありそうだ。

■ブラインドのラインアップ拡充に駐車場装置の続伸も寄与

  2Q累計業績は、上方修正通りに前年同期比6.0%増収、59.2%経常増益、72.2%純益増益と大きく続伸し、12月通期業績対比の利益進捗率は、75~83%と目安の50%を大幅にオーバーした。室内外装品関連事業では、高機能ブラインド「パーフェクトシルキー」の新製品や子どものいる家庭や施設で安心して使用できるカーテンアクセサリー「チャイルドセーフティー房掛・タッセル」を発売し、駐車場関連装置関連事業では、ユーザー別の提案型営業を強化してメンテナンス部門が順調に推移、継続的な原価低減を進めたことなどが寄与した。

  12月期業績は、2Q累計業績上方修正時に2Q累計決算発表時に見直すとしたが、海外景気の下ぶれなど景気下押しリスクが存在するとして期初予想を据え置いた。売り上げ402億円(前期比4.0%増)、経常利益21億2100万円(同4.4%増)、純利益10億3000万円(同4.8%増)と連続増益を見込んでいる。

■PER12倍台、PBR0.4倍と割安で再度、高値にチャレンジも

  株価は、今年5月に発表した今期第1四半期業績が大幅に続伸して利益が、期初予想の2Q累計業績を1億5500万円~1億6300万円上ぶれて着地したことを評価して年初来高値まで4割高し、2Q累計業績の上方修正では、材料出尽くしとして利益確定売りが先行した。PERは12倍台、PBRは0.4倍と割安であり、目先売り一巡後に再度、高値にチャレンジしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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