関連記事
ヒマラヤ Research Memo(6):売上拡大と総利益率改善、費用削減で通期計画の達成目指す
*16:10JST ヒマラヤ Research Memo(6):売上拡大と総利益率改善、費用削減で通期計画の達成目指す
■決算動向
(4)2014年8月期の連結業績見通し
ヒマラヤ<7514>の2014年8月期の連結業績見通しは、売上高が前期比6.0%増の70,000百万円、営業利益が同11.7%増の2,870百万円、経常利益が同8.6%増の2,900百万円、当期純利益が同24.1%増の1,520百万円と期初会社計画を据え置いている。前述したように、第3四半期までは、営業利益ベースで計画を400百万円強下回る状況となっている。これに対して同社では、売上の拡大と総利益率の改善により、売上総利益で当初計画よりも200百万円程度上積みし、また、販管費においても経費圧縮を進めることで200百万円程度の費用削減を進めることで、計画の達成を目指していく考えだ。
○月次売上状況
月次売上高の状況を見ると、6月はヒマラヤが前年同月比3.2%減、B&Dが12.0%増となった。前年と比較して土曜日が1日少ない影響で、3.5%程度のマイナス要因となっており、実質ベースではヒマラヤも前年同月比でプラスを維持したとみられる。また、商品別の販売動向に関しては、第3四半期までと基調は変わっていない。
B&Dに関してはサッカーワールドカップ効果が大きく、日本代表チームユニフォームなどの販売が急伸した。日本代表チームが予選リーグで敗退したため、売上増効果も限定的であったが、その後も子供向けにサッカー関連用品が売れ始めており、7月に入っても売上は好調を持続している。なお、サッカー関連用品の売上構成比は単独ベースでは約7%の水準だが、B&Dは売上高の約半分をサッカー関連用品で占めており、連結ベースの構成比は約13%と、スポーツ用品小売大手のなかではトップクラスとなっている。
期初の売上計画を達成するためには、第4四半期(2014年6-8月)で前年同期比5.0%増収が必要となるが、売上高の一段の拡大を進める計画であり、達成の可能性は十分あるとみられる。また、売上総利益率に関しても6月以降はヒマラヤ、B&Dともに当初計画水準まで改善が進んでいる。衣料品のクリアランスが一巡したほか、仕入コストの上昇に関しても価格是正が浸透してきたことが要因だ。実際、客単価に関してもここ1~2ヶ月は前年比で上昇傾向となってきている。
○販管費について
一方、販管費率に関しては期初計画よりも改善が進んでいる。前述したとおり、LSP(レイバー・スケジューリング・プログラム)の導入効果で店舗当たり人件費率が低下しているほか、販促費率もドミナント戦略に基づく出店施策によって、費用対効果という点において改善が進んでいるためだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》
スポンサードリンク

