【新技術NOW】サンコーテクノはメガソーラー関連の受注に追い風

2014年7月29日 09:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

あと施工アンカーのサンコーテクノ<3435>(JQS)は、メガソーラー発電用杭基礎工法をトータルシステム・・・。

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■メガソーラー発電用杭基礎工法で技術審査証明書を取得

 あと施工アンカーのサンコーテクノ<3435>(JQS)は、メガソーラー発電用杭基礎工法をトータルシステム(工法名:ダイレクトアース・製品名:ディー・アーススクリュー(R))として技術審査証明を取得した。このことで、同社のメガソーラー関連の受注に拍車がかかるものと思われる。

 技術審査証明を取得したことで、設計指針や明確な仕様規定がない太陽光発電の杭基礎に、技術的根拠が明確で信頼性の高いデータを提供することが出来るようになった。

 審査証明を活用する事業スキームとしては、第1に太陽光発電システムを地盤に設置するには、現地地盤に応じた基礎の荷重性能を現地で確認することが最善であり、そのために携行可能な小型試験機(テクノテスターDT―30D)を開発し営業活動の一環として現場調査(有償)を行うサービスを実施する。これにより設計者に現地地盤での荷重性能を的確にフィードバックすることが可能となる。第2に安心や安全に資する施工技術を共有するために、重機並みの回転トルクを発生するハンドタイプの施工ツール(ディー・アースドライバー:100V・200Ⅴの2タイプ)を開発し地盤に応じた施工方法を構築する。第3に専門の技術スタッフを多数配し、技術サポート体制と使用部材の設計やカスタマイズの対応を行う。

 審査証明の取得によって安心・安全が「見える化」された、ダイレクトアース工法により、期中に全国で50社の企業とパートナーシップを結び、難易度の高い斜面や法面の施工にも積極的にチャレンジするとともに、トータル100メガワット相当の発電規模の受注を目指す。また、技術審査証明は4号建物(建築基準法上の分類)での適用も視野に入っており、建築・土木分野への用途開発も積極的に実施していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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