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ソフト99 Research Memo(4):ポーラスマテリアル事業はほぼ寡占的な業界環境
*18:10JST ソフト99 Research Memo(4):ポーラスマテリアル事業はほぼ寡占的な業界環境
■事業概要
(1)事業内容
○ポーラスマテリアル事業
ソフト99コーポレーション<4464>の同事業を手掛けるアイオンは、ポリビニルアルコール(PVA)素材をベースとしたスポンジ(機能性多孔質吸収体)のパイオニア企業として知られており、高い吸水性能を活かした産業資材や生活資材の開発製造を行っている。1999年に子会社がカネボウ(株)の化成品事業を譲り受けた事業である。主な用途としては、産業資材で半導体、液晶、HDDの製造ライン用(洗浄・吸水工程)が、コンシューマ向け生活資材で洗車用タオルやスポーツ用タオルなどがある。また、産業資材としてハードディスクの研磨用砥石なども手掛けている。
半導体分野では世界トップクラスの半導体メーカーを顧客に持つなど、その性能は業界でも高く評価されている。最近の売上構成比の推移をみると、産業資材の国内向けの比率が低下し、逆に海外向けが上昇していることがわかる。これは半導体、液晶などハイテク分野で日系メーカーの生産シェアが低下していることが影響している。また、2013年3月期に、米大手HDDメーカー向けの納入シェアが上昇したことも海外比率の上昇要因となっている。
営業利益率は10%前後の水準で安定して推移している。競合メーカーが米系1社のみで、ほぼ寡占的な業界環境にあるためだ。ただ、2008年3月期には16%台であったことからすると、最近はやや物足りない水準であるとも言える。これは、相対的に収益性の低い海外製品の売上構成比が上昇した影響が大きい。なお、海外向けに関しては円建て取引のため、為替変動の直接的な影響は受けていない。現在は、事業の拡大を図るためハイテク分野以外の新規市場の開拓に注力している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》
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