エイジア Research Memo(4):5年連続で増収増益、更なる成長ステージへ

2014年6月4日 18:25

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記事提供元:フィスコ


*18:26JST エイジア Research Memo(4):5年連続で増収増益、更なる成長ステージへ
■業績動向

(1)2014年3月期業績概要

5月14日付で発表された2014年3月期の連結業績は、売上高が1,007百万円、営業利益が242百万円、経常利益が238百万円、当期純利益が130百万円となり、今年1月時点の会社計画に対して、売上高、利益ともに上回って着地した。単独業績では5期連続の増収増益となり、営業利益ベースでは5年連続で増収増益を達成し、更なる成長ステージに入ったことがうかがえる。

企業のIT投資回復を背景に、エイジア<2352>の主力の「WEBCAS」シリーズがクラウドサービスを中心に好調に推移したのが主因だ。会社計画対比で上方修正となった要因は、第4四半期において、「WEBCAS」の大型案件が複数売上げに計上されたことによる。また、2013年10月に子会社化したFUCAの業績への影響額は、売上高で45百万円、営業利益で7百万円となっている。

費用面で見ると、売上原価率が32.8%と前期比で3.3ポイント増加したが、これは開発人員の増強により人件費率が上昇したこと、旺盛な需要に応えるため当期より新たに外部パートナー企業2社に開発の一部を外注したこと(外注費13百万円)、相対的に収益性の低いFUCAの業績が第3四半期より加わったこと、などが要因となっている。一方で、販管費率は増収効果によって前期比10.1ポイント低下の43.1%となった。

この結果、営業利益率は24.0%となり、2006年3月期以来の20%台乗せとなった。ここ数年、固定費を抑制しながら、クラウドサービスなど安定的かつ収益性の高いサービスへの取り組みを強化してきたことが、好業績となって顕在化したと言えよう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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