トライステージ Research Memo(13):配当と株主優待を併せた投資利回りは4%程度で魅力的

2014年5月19日 18:42

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記事提供元:フィスコ


*18:42JST トライステージ Research Memo(13):配当と株主優待を併せた投資利回りは4%程度で魅力的
■株主還元策

トライステージ<2178>は株主還元策として、配当金に加えて株主優待制度を導入している。配当金に関しては2011年2月期より1株当たり20円で開始し、その後も20円の安定配当を続けている。特に配当性向の基準は定めておらず、今後も安定配当の継続を基準として考えている。

一方、株主優待制度ではクオカードの進呈を年2回(2月末、8月末の株主)行っている。2014年2月末から優待基準を大きく拡充しており、積極的な姿勢が見える。具体的には100株以上500株未満を保有する株主に対しては1,000円相当のクオカードを年2回、また、500株以上を保有する株主に対しては、5,000円相当のクオカードを年2回進呈する。このため、配当金とクオカードを合わせた単元当たりの総投資利回りは、現在の株価水準で見ると4%弱となり魅力的な水準と言えよう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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