関連記事
ソルクシーズ Research Memo(2):専門分野に特化した展開、主力のソフトウェア開発は金融業界向けに強み
記事提供元:フィスコ
*17:51JST ソルクシーズ Research Memo(2):専門分野に特化した展開、主力のソフトウェア開発は金融業界向けに強み
■事業概要
ソルクシーズ<4284>の事業セグメントはソフトウェア開発事業とデジタルサイネージ事業に区分されているが、2013年12月期における売上高構成比はソフトウェア開発事業が95%を占めるなど、事業の主力はソフトウェア開発事業となっている。
ソフトウェア開発事業は、同社のほか子会社8社で構成され、それぞれ専門分野に特化した事業展開を行っている(表参照)。単独ベースで見た業種別売上高構成比(2013年12月期)は、金融業界向けが63.7%と高いのが特徴で、なかでも信販向けが30.8%と高くなっている。また、業種別粗利率でも金融業種向けが22.7%と他産業向けに比べ高いため、同社の収益は金融業界のIT投資動向に影響を受けやすい構造になっていると言える。金融向けの粗利率が高くなっているのは、最終顧客からの直接受注の比率が高いことが要因の1つになっているとみられる。同社の単独売上のうち直接顧客売上の比率は2013年12月期で26.7%となっている。
一方、デジタルサイネージ事業は国内と中国の子会社2社で展開している。年間の売上高はここ数年、数億円レベルで推移しており、損益的には若干の赤字となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》
スポンサードリンク

