売り方優位の需給関係に/ランチタイムコメント

2014年5月19日 12:04

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記事提供元:フィスコ


*12:04JST 売り方優位の需給関係に
 日経平均は小反発。10.15円高の14106.74円(出来高概算7億4000万株)で前場の取引を終えた。先週末の米国市場の上昇のほか、朝方発表された3月の機械受注が予想を大きく上回ったことなどを受け、買いが先行した。しかし、寄り付き直後につけた14150.50円を高値に、その後は上げ幅を縮める展開となり、一時14075.63円と下げに転じる局面をみせていた。
 指数インパクトの大きいところでは、高安まちまちであり、東エレク<8035>、アステラス<4503>が堅調。半面、買いが先行したソフトバンク<9984>が下げに転じており、上値の重しに。東証1部の騰落銘柄も値上がり852に対して値下がり791、変わらず164と、まちまち。規模別指数では大型、小型がマイナス、中型株指数がプラスと、こちらもまちまちだった。
 ソフトバンク<9984>が下げに転じてしまっているほか、朝方に急動意をみせていたミクシィ<2121>についても急速に値を消す展開となり、逃げ足の速い資金が中心のようである。予想を上回った3月の機械受注を受けて、20-21日の日銀の追加の金融緩和策への期待感はさらに後退する格好であり、手掛かり材料に欠ける格好でもある。
 また、ジャスダック平均は0.61%の下げ、マザーズ指数が3.42%の下げとなるなか、個人のセンチメントは後退している状況であろう。サイバーダイン<7779>なども大幅に続落となるなか、売り方優位の需給状況に映る。ショートカバーが強まる状況になるまでは、戻り売りスタンスでの対応になろう。また、心理的には日経平均がいったん14000円を割り込んでこないと、押し目買いも入りづらそうだ。(村瀬智一)《FA》

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