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【木村隆のマーケット&銘柄観察】アメイズは業容変革を評価する相場に期待、通期業績見直しも
アメイズ<6076>(福証)は出直り色を鮮明にしていく方向が期待できる。今2014年の第1四半期の決算は、売上げ24億5600万円(前年同期は未公表)、営業利益3億9800万円(同)となった。
これは5月中間決算の営業利益予想3億8700万円(前年同期比50.4%減)を上回るもので、きわめて好調な決算と言える。ホテル業界では、景気の回復基調や個人消費の改善により来客数が増加傾向にあることが背景。「HOTEL AZ」として福岡田川店を新規開店し、一部店舗を除き既存店舗の屋号も「亀の井ホテル」から「HOTEL AZ」へ変更した。既存店舗の業績は屋号変更による混乱もなく堅調に推移しており、特に、福岡県下の店舗は景気の回復に伴うビジネス団体客の利用が増加し好調に推移した。
ホテルはこれまで駅周辺に展開するのが主流だった。しかし、そうした既成概念を離れ、ロードサイドの宿泊と飲食複合施設スタイルのホテルを考案。幹線道沿いの立地で低コスト運営を追究して新たな需要を取り込んでいる。日本にはまだ数少ないロードサイド型ホテルという新しいスタイルが定着し、同社の収益アップにつながっている。
今期の第1四半期は好調なスタートを切ったものの、通期の見通しが売上げ102億7000万円(前期比10.2%増)、営業利益11億9000万円(同16.7%減)、減益見通しにあることで、今のところ好業績がすんなり受け入れられていない。
しかし、先行き九州を含む西日本地区へ100店ほどの出店を計画するなど、業容は変革途上にあり、株価にはそうした視点での成長期待という評価が欠けている。今期は新規開店のための費用が膨らむことが減益の要因だが、前期は新規開店したHOTELAZが順調な滑り出しとなり開店初期経費の回収が予想よりも早期に開始できるなど、今期増額の下地はある。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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