パイプドビッツ:「スパイラル(R)」をバージョンアップし、5月29日より新バージョン1.11.6の提供を開始

2014年5月10日 15:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■利用者からの要望を中心に、機能改善12件と、不具合修正31件に対応

 パイプドビッツ<3831>(東マ)は、情報資産プラットフォーム「スパイラル(R)」をバージョンアップし、5月29日より新バージョン1.11.6の提供を開始する。5月9日に新バージョン1.11.6のβ版を受付開始するほか、パイプドビッツが提供するプラットフォーム群の契約情報などを統合管理する「パイプドビッツ アカウントサービス」の提供も開始する。

 新バージョン1.11.6は、「スパイラル(R)」の利用者からの要望を中心に、機能改善12件と、不具合修正31件に対応する。

 主な機能改善としては、アプリ機能強化が挙げられる。「スパイラル(R)」は、2012年11月にリリースしたバージョン1.11.3にて、DB、フォーム、一覧表などの設定オブジェクトを、利用用途に応じて自由にパッケージングできる「アプリ」機能を搭載した。新バージョン1.11.6では、「アプリ」機能に関して、カスタムモジュールの「アプリ」対応や、設定名の重複を回避できるよう「アプリ」インポート中に容易に名称変更できるようにするなど「アプリ」機能を強化し、27件の要望に対応する。

 また、もう一つの機能改善としては、メール配信エラー情報のSTOPDB自動反映がある。従来より「スパイラル(R)」のメールコンポーネントには配信エラーの自動処理機能が搭載されており、エラー原因の分類や、他にもデータベースに配信エラーの記録を蓄積して一定回数以上エラーが続いたメールアドレスには配信しないなど、エラーメンテナンスの自動処理が可能である。新バージョン1.11.6では、配信エラー処理機能を強化し、配信後に恒久的なエラーが出たメールアドレスを、任意のSTOPDB(メールを送らないメールアドレスを管理するDB)に自動反映できるため、例えば、都度配信リストを「スパイラル(R)」に取り込んでメール配信する場合でも、エラー情報が自動反映されたSTOPDBを通したリストクリーニングが可能になる。

 同社は、「スパイラル(R)」のほか、アパレル特化型ECプラットフォーム「スパイラルEC(R)」、グループウェアとCMSが複合したコミュニケーションプラットフォーム「スパイラルプレース(R)」、クラウド型会計ソフト「ネットde会計(R)」など、プラットフォームを活用した様々なソリューションを提供している。しかし、複数サービスを導入している利用者がオフィスを移転した場合、契約サービスごとにアカウント情報変更の手続きが必要であった。

 ところが、今回、利便性向上を目的に、プラットフォーム群の契約情報などを統合管理する「パイプドビッツ アカウントサービス(以下「アカウントサービス」)」を提供することで、煩雑な契約サービスごとのアカウント情報変更の手続きが不要となる。

 例えば、アカウントサービスを申し込むと、利用者に発行される「パイプドビッツID」をアカウントサービスにログインすれば、アカウントサービスを玄関口として各サービスのログインページにアクセスできるほか、「スパイラル(R)」のパスワード再発行、住所などのID情報の変更、パスワードを連続して間違えて入力した場合のログインロック解除を、アカウントサービス上で管理者自身が操作、更新できるようになる。

 同社では、今後も、アカウントサービスの機能を拡充させ、一層の利便性向上を図るとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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