ナガイレーベン Research Memo(7): 中期経営計画の数値目標は早ければ今期に達成も

2014年5月7日 19:11

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記事提供元:フィスコ


*19:12JST ナガイレーベン Research Memo(7): 中期経営計画の数値目標は早ければ今期に達成も

■中期経営計画

同社<7447>では、中期経営計画の数値目標として2016年8月期に売上高16,800百万円、営業利益5,100百万円を掲げているが、この目標は変わっていない。既に2014年8月期での営業利益の予想が4,880百万円であること、その第2四半期の業績が上記のように好調であり上方修正の可能性が高いことを考えると、中期目標の達成は十分可能であり、早ければ今期(2014年8月期)に達成されることもあり得るだろう。

中期経営計画の目標値を達成するために、アイテム別、地域別、商品別の取り組みを以下のように計画している。

●アイテム別売上高

今後、特に注力していくのが、患者ウェア(2013年8月期の売上比率8.2%)と手術ウェア(同9.5%)で、2016年8月期には売上比率を各々9.0%,11.0%に高める計画だ。同社にとっては比較的新しい分野であり、売上高の絶対額もまだ低いことから、比較的売上高を伸ばしやすい分野だろう。なお、患者ウェアや手術ウェア以外の分野の売上高が下がるということではなく、全体の売上高が増加する中で売上比率が変わるだけである。

●地域別売上高

地域別では西日本の売上高増に注力する。2013年8月期の同地域の売上比率は35.3%であったが、これを2015年3月期には38.0%にまで高める計画だ。これもアイテム別と同じ戦略で、比較的同社の売上高が少ない分野を強化する方針であり、主力である東日本の売上高を下げることではない。

●商品別売上高

商品別では高機能性商品(同46.2%)に注力し,2016年8月期には売上高比率を52.0%にまで高める計画だ。同社の高機能性商品はユーザーからの信頼も厚く、これをさらにアピールすることで売上比率を高めていくことは可能だろう。前述のように現在では多くの病院が3—4年のリースを組んでいるため、リース切替の時期が製品の切替時期と重なっており、このタイミングをうまく生かすことで高機能性商品を伸ばしていくことは十分可能である。結果として売上総利益率は改善することにもなる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)《FA》

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