5日の香港市場概況:反落で22000割れ、休暇の谷間で商いは今年最低水準に

2014年5月5日 17:19

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:19JST 5日の香港市場概況:反落で22000割れ、休暇の谷間で商いは今年最低水準に
5日の香港市場では主要指数のハンセン指数が反落。前営業日比1.28%(284.34ポイント)安の21976.33で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同0.60%(59.17ポイント)安の9743.29、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同0.67%(27.87ポイント)安の4135.70だった。

終日軟調に推移し、終値で3月27日以来の22000割れとなった。前週末発表の4月米雇用統計は堅調な内容となったものの、ウクライナ情勢の緊迫化が投資家心理を冷やした。また、寄り付き後に発表された中国の4月HSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)確定値が速報値から下方修正され、市場予想を下回ったことも嫌気された。ただ、この日の中国本土市場が下げ渋ったことから、ハンセン指数も売り一巡後にはじりじりと下値を切り上げた。

商いも低調で、売買代金は416億HKドルと年初来で最低水準だった。香港市場はあす6日が仏誕節で休場となるため、休暇の谷間で市場参加者も少なかった。

ハンセン指数の構成銘柄では、長江実業(00001/HK)が2.52%安、和記黄埔(00013/HK)が1.78%安で引けた。特別配当の権利落ちで下落した。一方、中国銀行(03988/HK)や中国建設銀行(00939/HK)など本土系銀行株の一角が上昇。足元の株価下落を受け、値ごろ感からの買いが入ったもよう。

ハンセン銘柄以外では、中信21世紀(00241/HK)が7.20%上昇。同社に出資するアリババ・グループが本日にも米上場に向けた目論見書を提出するとの観測報道が思惑買いにつながった。半面、莎莎国際(00178/HK)など香港系の小売セクターが安い。香港で本土観光客デモが広がる中、売り上げへの影響が懸念されている。《NT》

関連記事