前場に注目すべき3つのポイント~米国4月雇用統計待ち、引き続き先物動向には注意

2014年5月2日 08:21

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記事提供元:フィスコ


*08:21JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国4月雇用統計待ち、引き続き先物動向には注意

2日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:モメンタム株には押し目拾いも
■外資系証券の注文動向:差し引き200万株の売り越し
■前場の注目材料:政府、法人税引き下げ「来年度から段階的に」を骨太方針に明記へ

■モメンタム株には押し目拾いも

☆日経225想定レンジ:上限14600円-下限14400円

2日の東京市場は利食い優勢の展開になりそうだ。1日の米国市場では週間新規失業保険申請数が予想以上に増加したことが嫌気され、売りが先行した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の14455円となり、日経平均は1日の大幅続伸の反動から利食いが出やすいだろう。

もっとも、米国については前日にダウが最高値を更新していたことや、2日に雇用統計の発表を控えていることもあり、利食いは想定内であろう。さらにゴールデンウィークの後半を控えるなか、いったんは利益確定に向かわせやすいと考えられる。

ただ、1日の日経平均の大幅上昇については、追加緩和期待が後退する中で意外感があり、売り込みづらい面もある。決算発表が本格化するなか、結果を受けて電子部品セクターなどは見直しの流れが強まっている。また、百貨店各社の月次売上高が発表され、会社側としては消費増税による反動減は想定より小さかったとの見解を示している。

連休を挟むものの、地合いは悪くないため足元で調整が強まっていた銘柄などへは、見直しの流れが強まる可能性もある。特に米モメンタム株の急落の影響を受けて弱い値動きが続いているネット関連やバイオ関連など中小型株の一角には、押し目拾いの好機になることも考えられる。連休明け後に決算を控えているソフトバンク<9984>にも資金が集まりやすいだろう。

■外資系証券の注文動向:差し引き200万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1390万株、買い1190万株、差し引き200万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

4月24日(木):210万株の売り越し
4月25日(金):480万株の売り越し
4月28日(月):250万株の売り越し
4月30日(水):170万株の買い越し
5月1日(木):340万株の売り越し

■前場の注目材料

・米国4月雇用統計待ちのなか連休を控え見送りムード優勢か、引き続き先物動向に注意
・政府、法人税引き下げ「来年度から段階的に」を骨太方針に明記へ
・ソニー<6758>、前期営業利益を260億円へ大幅に下方修正

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 失業率(3月)
08:30 家計調査(3月)
08:30 有効求人倍率(3月)
08:50 マネタリーベース(4月)
08:50 対外対内証券売買(先週)
10:00 営業毎旬報告(4月30日現在)

<海外>

10:30 豪・生産者物価指数(1-3月)《KO》

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