注目銘柄(3)エスプール<2471>(1/2):第3の柱の障がい者雇用支援サービスは事業拡大余地も大きい

2014年4月8日 10:14

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記事提供元:フィスコ


*10:14JST 注目銘柄(3)エスプール<2471>(1/2):第3の柱の障がい者雇用支援サービスは事業拡大余地も大きい
4月5日に開催されたフィスコ個人投資家向けセミナー「新年度の株式相場の行方を探る」では、注目企業としてエスプール<2471>を取り上げ、フィスコの小川アナリストと、同社のIR担当者との質疑応答を実施した。主な内容は以下の通り。


■エスプール<2471>の事業概要

スマートフォンの販売支援業務やコールセンター業務等への人材派遣サービスと、ロジスティクスアウトソーシングサービスが主力で、第3の柱として障がい者雇用支援サービスが急成長中。2014年1月よりスタートしたスマートメーターに関連する業務も収益貢献が期待される。


■フィスコの注目ポイント

・主力事業の好調により、業績は連続で増収増益の見通し
2013年11月期は前期比8.6%増収・同37.2%営業増益で着地、主力のビジネスソリューション事業のうち、ロジスティクスアウトソーシングサービスが好調だったほか、第3の柱となる障がい者雇用支援サービスの売上が同3.2倍と大幅に増加した。進行中の2014年11月期は同11.8%増収・同2.3倍営業増益の見込みで、先行投資の早期収益化を目指す。

・障がい者雇用支援サービスの社会的意義と将来性
昨年の法改正を機に企業の障がい者雇用義務が拡大。採用が難しい身体障がい者中心の雇用から、新たな雇用方法を検討する企業が増えており、エスプールの農業を活用した知的障がい者の雇用支援サービスが注目を浴びている。知的障がい者の民間企業への就職率は10%にも満たず、サービスの拡大余地も非常に大きいと考えられる。

・日本の労働市場の今後の流れとエスプールの存在意義
労働力人口が減少するなか、日本経済が持続的な成長を維持していくためには、若者・女性・シニアの活用が不可欠であると雇用政策基本方針(厚生労働省発表)にて述べられている。エスプールでは、会社設立以来、若者・女性・シニア・障がい者など雇用機会に恵まれない人々の雇用創出を社会的使命として標榜しており、今後の事業拡大がますます期待できる。


フィスコ個人投資家向けセミナー
「新年度の株式相場の行方を探る」
2014年4月5日(土)14:00~17:00開催《NO》

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