(中国)MSCI指数へのA株組み入れ、初期段階では株価への恩恵限定的か

2014年3月14日 12:14

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記事提供元:フィスコ


*12:14JST (中国)MSCI指数へのA株組み入れ、初期段階では株価への恩恵限定的か
モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)は米国時間11日、MSCIエマージング・マーケット・インデックスへの中国A株の組み入れに向け、市場参加者と協議を開始したと発表した。組み入れが確定すれば、2015年5月にも採用される見込みとしている。これを受けて13日の中国本土市場では、資金流入期待が強まる展開となった。

しかしながら市場関係者の間では、組み入れの初期段階で本土市場にもたらされる恩恵は限定的との見方が出ている。ゴールドマン・サックス(GS)では指数に占めるA株のウエートについて、初期段階は0.6%にとどまると試算。これによる資金流入は270億元(約4590億円)と、A株時価総額の0.1%に相当する規模にとどまると指摘した。

なお、MSCIではA株の組み入れにより、中国株(香港上場のH株など含む)のウエートが18.9%から19.9%に拡大すると説明。中国が完全に市場を開放した場合には、27.7%まで高まる見通しとしている。《NT》

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