シュッピン Research Memo(7):価値ある商品とインターネット商流による低コスト運営で安定成長を実現

2014年3月12日 18:48

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記事提供元:フィスコ


*18:49JST シュッピン Research Memo(7):価値ある商品とインターネット商流による低コスト運営で安定成長を実現

■財務分析

(1)過去の業績推移

本レポートの表紙のグラフに掲げたように、シュッピン<3179>の業績は極めて順調に右肩上がりの成長を続けている。数多くの企業が経験したリーマンショックの影響や東日本大震災の影響なども、同社にあっては相対的に軽微なものにとどまった。

このような同社の安定成長が可能であったのは、(1)扱う商材が景気変動に左右されにくい「価値ある商品」にフォーカスしていたこと、(2)成長著しいインターネットによる商流にこだわる一方、店舗を最小限に抑えたため低コスト運営が実行されていたこと、の2つの要因が特に大きかったと考えられる。

こうした同社の強みは財務諸表上に明確に出ている。最も典型的なのが、売上高販管費率だ。類似企業比較は後述するが、10%台半ばという水準は絶対値として低いと評価できるものであり、また、この比率が売上高の成長に呼応して、右肩下がりで推移している点も注目すべきポイントだ。

また、販管費の中身についても固定費的な要素が中心だ。変動費的な色彩が強い広告宣伝費および販促費は、両者合計で売上高の2%を目安に管理している(2014年3月期3Q累計実績では1.8%)。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《FA》

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