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ソフトブレーン Research Memo(4):フィールドマーケティングでは国内11万店舗をカバー
*17:18JST ソフトブレーン Research Memo(4):フィールドマーケティングでは国内11万店舗をカバー
■事業概要
○フィールドマーケティング事業
ソフトブレーン<4779>子会社のソフトブレーン・フィールドで展開している事業で、主に店頭におけるフィールド活動やマーケット調査などを、主婦層を中心とした「キャスト(登録スタッフ)」を活用して行っている。
フィールド活動とは、主に食品や日用品など消費財メーカーの新商品発売時期に小売店舗で当該商品に関する店舗商談、売場構築、POP広告を設置する作業がメインとなる。従来は、メーカー社員などが行っていたが、販促費の効率化を進めるためアウトソーシング化する流れとなっている。顧客企業は350社超で食品・飲料やヘルスケア関連のメーカーが多い。キャスト数は2014年2月末に5万人を突破したほか、カバー店舗数は国内全体で11万店舗を超えており、全国をカバーしているのが強みとなっている。
マーケット調査とは、顧客が依頼した競合商品の価格調査、集計、レポート作成業務などを言う。同社では市場調査最大手のインテージ<4326>と共同で一部サービスを進めている。
また、2013年2月から新たなマーケティング支援サービス「購買理由データ提供サービス」(Point Of Buy:POB)を流通カード最大手のクレディセゾン<8253>と共同で開始。インターネットを介して、消費者が小売店で購入した商品(食料品、日用品等)に関する購買理由をレシート付でデータ収集することによって、より信頼性の高い詳細な消費行動を分析できるサービスとなっている。消費者側にとってもクレディセゾンが運営する「永久不滅.com」上でのポイントを獲得できるというメリットが生じる仕組みとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《NT》
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