ソフトブレーン Research Memo(7):eセールスマネージャー拡販で大塚商会と協業開始

2014年3月5日 17:19

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記事提供元:フィスコ


*17:19JST ソフトブレーン Research Memo(7):eセールスマネージャー拡販で大塚商会と協業開始
■決算動向

(1)2013年12月期業績

○eセールスマネージャー関連事業

ソフトブレーン<4779>の事業セグメント別の動向を見ると、「eセールスマネージャー関連事業」の業績は、売上高が前期比3.9%増の2,267百万円、セグメント利益が同21.3%減の276百万円と増収減益だった。売上高に関しては、新規顧客の開拓が順調に推移し、クラウド型、オンプレミス型ともに増加した。主な新規顧客としては、日本生命の代理店営業部向けがあり、「eセールスマネージャーRemix Cloud」の採用を9月に発表している。システムの柔軟性や導入スピード、運用までのコンサルティングサービスなどが評価された格好だ。

また、10月からは中堅・中小企業向けに強い販売力を持つ大塚商会<4768>との協業も開始し、同社経由での販売もスタートした。このほか、子会社で展開している「営業マン育成コンサルティング」などのサービスも幅広い業種から引き合いが増加し、堅調に推移した。

一方、利益面では前述したように、製品の機能拡充、性能向上のための開発費、人件費の増加や販促・広告宣伝費の増加を受けて減益となった。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《NT》

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