中国人民元の下落:国内からの動機と米国の反応とは?

2014年2月28日 17:21

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記事提供元:フィスコ


*17:21JST 中国人民元の下落:国内からの動機と米国の反応とは?
中国人民銀行(中央銀行)が人民元相場を下に誘導している理由に対し、様々な憶測が流れている。

ポイントは

◆3月5日の全国人民代表大会(全人代;日本の国会に相当)前後に予想される人民元の変動幅拡大(上下1%から2%に)に向けた準備措置。

◆投機筋の人民元買い持ちポジションが約5000億米ドルと言われており、資本流出に拍車がかかりかねない水準に達していること。

◆信用バブルの崩壊を防ぐため、人民元売りの非不胎化介入で流動性を供給している

さて、人民銀行による元安措置に対して米国政府が異議を唱えないのかという疑問がわく。これについては

◆11月に中間選挙を迎えるオバマ政権が容認しているとのうわさ

◆中国が米国債を売らなければ米国もうるさく言わないという観測

などが挙げられる。なお、米国は4月中にも為替報告書を提出する運び。《RS》

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