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【木村隆のマーケット&銘柄観察】フジクラは更なる増額が有力、好業績株買い再燃も
フジクラ<5803>(東1)に再び好業績買いの波が訪れそう。今2014年3月期の第3四半期累計決算は,売上げ4396億円(前年同期比21%増)、営業利益158億円(同184う%増)の大幅増収益を達成した。円安による輸出採算の改善から、エネルギー・情報通信カンパニーが大幅な営業増益となり、FPC(フレキシブルプリント配線板)の回復基調が続いたエレクトロニクスカンパニーの営業赤字が半分以下に縮小したことが要因。
それを受け2月3日に今2014年3月期の業績について、従来見通しの売上げ5800億円、営業利益170億円を、それぞれ5900億円(前期比20%増)、210億円(同223%増)に増額修正した。ただ、アナリスト筋では最終的には増額のさらに上を行くとの見方が強くなっている。
エネルギー・情報通信カンパニーでは、ケーブル機器関連が米国での光ファイバ複合架空地線(OPGW)の拡販が順調に進む見通し。利益面では、輸出採算の改善に加え、これまで実施してきた、生産、販売、物流での構造改革によるコスト削減効果も増益に寄与する。
同社は2011年10月にタイ王国の洪水により、年間売上高800億円に及ぶFPCの製造能力のほとんどを失い、電子事業部門はもちろん全社業績に多大のダメージを受けた。FPCはタイの生産設備が、現在はほぼ完全復旧状態にある。ここへきては、FPCのほか、ハードディスクドライブ用部品、極細同軸ケーブルなどの販売も好調で、このエレクトロニクスカンパニーが業績向上をリード、2015年3月期以降も増益が続く見通し。
今期はまだ業績の変化率がアピールする段階だが、来期以降は実態からみた割安さが評価されていきそう。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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