エスプール Research Memo(9):調達資金は貸し農園の設備投資資金、M&A資金へ充当

2014年2月19日 18:37

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記事提供元:フィスコ


*18:37JST エスプール Research Memo(9):調達資金は貸し農園の設備投資資金、M&A資金へ充当

■財務状況

(2)第3者割当による新株予約権発行について

エスプール<2471>は今後の事業成長のための設備投資資金の調達、並びに自己資本の増強を目的として、2013年12月に第3者割当による新株予約権を発行した。割当先はマイルストーン・キャピタル・マネジメントで権利行使価格は950円、最大で402百万円を調達することになる。権利がすべて行使された場合、株式数は42万株増加(約16%の増加)することになる。既に、1月20日現在で182千株の新株予約権が行使されており、今後も株価が950円を上回る水準で推移すれば、すべて行使される可能性が高い。

調達予定資金に関しては、主に障がい者雇用支援サービスにおける貸し農園の設備投資資金に充当し、そのほかにも人材派遣事業におけるM&A資金としても活用していく意向だ。貸し農園については、需要が旺盛なことから今後3年間は少なくとも年に1農園(4,000坪、120レーン相当)ずつ建設する予定としている。1農園当たりの設備投資費用は100百万円となるが、今後は土地の取得も可能であれば行っていく予定で、土地代も含めれば総投資額は300~400百万円となる。このため、今回の調達資金のほかにも、金融機関からの借入等を併用して、設備投資を進めていく方針だ。

一方M&Aに関しては、具体的な話はまだないものの、取得対象企業としては売上規模で1,000百万円以下の比較的小規模の人材派遣会社を中心に複数取得していく考えだ。なお、今回の新株予約権がすべて行使されたと仮定すれば、自己資本比率は12.4%から30.7%に上昇することになる(2013年11月期を基準に算出)。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《SY》

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