18日の香港市場概況:3日続伸、手掛かり材料難でもみ合いに

2014年2月18日 17:33

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記事提供元:フィスコ


*17:33JST 18日の香港市場概況:3日続伸、手掛かり材料難でもみ合いに

18日の香港市場では主要指数のハンセン指数が3営業日続伸となり、前日比51.78ポイント高(+0.23%)の22587.72で取引を終えた。一方、H株指数(本土企業株で構成)は同43.38ポイント安(-0.43%)の10057.83、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同16.66ポイント安(-0.39%)の4280.08だった。

朝方は足元の株価上昇を受けた利益確定売りが先行。また、中国人民銀行(中央銀行)がこの日の定例オペで8カ月ぶりに資金吸収オペを行ったことや、中国本土株の下落も投資家心理を慎重に傾かせた。ただ、日本銀行の金融政策決定会合後に日経平均が上げ幅を広げると、ハンセン指数も切り返す展開に。その後は手掛かり不足の中、前日終値近辺でもみ合ったが、大引けにかけてプラス圏に戻した。商いも細り、売買代金は600億HKドルを割り込んだ。

ハンセン指数の構成銘柄では、東亜銀行(00023/HK)が2.96%高。昼休み時間に発表した決算が市場予想を上回ったことで、後場寄りには一段高となる場面もあった。同じく週内に決算を予定しているAIAグループ(01299/HK)は1.90%上昇。このほか、保険料収入の堅調な伸びを受けて、中国人寿保険(02628/HK)が1.09%続伸した。

半面、本土系不動産株が安い。中国海外発展(00688/HK)が1.16%安、華潤置地(01109/HK)が0.75%安で引けた。前日には、中国の蘇州市における商業用不動産の販売規制が報じられており、先行き不透明感が意識されている。人民銀による資金吸収オペの実施を受けて、中国建設銀行(00939/HK)など本土系銀行株も軟調だった。

その他の個別銘柄では、比亜迪(01211/HK)が3.24%値下がり。ロンドンのタクシー会社、グリーン・トマト・カーズとの提携が打ち切りになったと伝わった。一方、上海復星医薬(02196/HK)が3.76%上昇。同社は18日、投資会社のTPGと共同で、医療サービス会社の米チンデックス・インターナショナル(美中互利)を非公開化すると発表した。《KO》

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