ディーブイエックス<3079>は不整脈事業と虚血事業がともに増収増益

2014年2月18日 09:50

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記事提供元:フィスコ


*09:51JST ディーブイエックス<3079>は不整脈事業と虚血事業がともに増収増益
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』2月17日放送において、ディーブイエックス<3079>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

■事業概要
主に不整脈、虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん)などの循環器分野に特化した医療機器販売会社である。営業エリアは関東圏が中心だが、西日本や東北など全国に営業エリアを拡大中。主力の不整脈関連製品の市場シェアは、関東圏で37~38%、全国でも17%のシェアを持つ不整脈分野最大手。虚血(きょけつ)関連(動脈血量の減少による局所の貧血)では主に海外製医療機器の輸入総代理店として展開している。売上高、経常利益ともに26期連続で成長を続けている。

■第3四半期業績は
(2013年4-12月期)決算は、売上高が前年同期比13.5%増の193.97億円、営業利益が同17.0%増の10.34億円、経常利益が同17.3%増の10.32億円、純利益が同15.1%増の6.24億円と2ケタの増収増益となった。

セグメント別にみると、主力2事業である不整脈事業と虚血事業がともに増収増益となり、好業績をけん引した。不整脈事業では、心臓ペースメーカやICD(植込み型徐細動器)、アブレーション(心筋焼灼術)カテーテル、電極カテーテル等の主力商品の販売が好調だった。また、虚血事業では、円安の影響で輸入商品の仕入価格が上昇するなかで、自動造影剤注入装置「ACIST」やエキシマレーザ血管形成システム関連商品の販売が好調だった。

期末に向けて、引き続き営業力を強化し独自商品を拡販することで、持続的な業容拡大を目指す。具体的には、主力の不整脈事業において、虚血事業で培ったネットワークを活かして、さらなるエリア拡大を目指す。虚血事業においては、「ACIST」の買い替え需要を着実に獲得し、前期より保険適用となったエキシマレーザ血管形成システムのコロナリーカテーテルの普及を図ることで、販売拡大を目指す。

通期業績予想は5月に発表した期初計画を据え置いた。売上高が前期比9.1%増の249.61億円、営業利益が同3.3%増の11.61億円、経常利益が同4.7%増の11.58億円、純利益が同0.7%増の6.87億円としている。通期業績予想に対する第3四半期末時点での営業利益の進捗率は89.1%と好調である。

■その他注目点は
最低投資単位金額を引き下げることで投資家層を拡大し、市場流動性を向上させるため、3月31日を基準日として株式を1:2に分割する。
また、昨年12月より東証2部に市場変更したことに伴い、記念配当(1株あたり2円)の実施を発表。これにより、2014年3月期の1株あたり配当金は26円から28円へと増配となる見込み。
海外の製薬会社が新薬開発の場を日本に置く動きが相次いでいると報じられている。世界最大手の米ファイザーは年内に糖尿病やがんの治療薬研究を始める。米の有力創薬ベンチャーは再生医療製品の開発拠点を設けると伝えている。医学研究の司令塔「日本版NIH」の創設などで今後開発環境が整うと判断。
また、1月末に三井不が発表した東京・日本橋の再開発計画では、2020年ごろまでにオフィスを中心に合計で延べ床面積160万-200万平方メートルのビルを開発し、創薬関連のベンチャーや外資系企業の誘致を進める。医療機器関連には関心が向かいやすそう。

■株価は
4日に1710円まで調整する局面もみられたが、その後はリバウンド基調が強まり、昨年9月末以来の水準を回復している。足元では25日線が支持線として意識されている。持ち合いレンジではあるが、週足ベースでの一目均衡表は雲上限のほか、基準線、転換線が支持線として意識されている。遅行スパンも実線を上回って推移しており、上方シグナルを継続させている。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送《TM》

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