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住友商事、EV電池を再利用する大型蓄電池システムの実証事業
電気自動車(EV)で使用した電池を再利用する大型蓄電池システムの設置現場(住友商事プレスリリースより)[写真拡大]
住友商事は7日、電気自動車(EV)で使用した電池を再利用する大型蓄電池システムを開発し、大阪市此花区夢洲で2月から実証事業を開始した発表した。
同事業では、今後3年間隣接するメガソーラー「大阪ひかりの森発電所」の出力変動抑制効果を測定すると同時に、将来大量に回収されるEVの中古電池を活用し、大型蓄電池システムとして安全に運用する技術を確立するという。
住友商事は、日産自動車と共同で、EV用リチウムイオン電池の再利用に取組む合弁会社「フォーアールエナジー」(4R)を設立している。今回の事業のために開発したシステムの蓄電池部分には、4Rが開発したEVリユース電池を安全かつ最大限利用する制御技術を利用しているという。
住友商事は、同事業を通じてEVリユース電池の新たな用途開発に取り組むほか、経済性の高い蓄電池システムを活用した新たなビジネス機会を検討していくとしている。
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