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クリーク・アンド・リバー社:台北国際ブックフェアで60件の商談をセッティング
■累計700タイトルに及ぶ日本の書籍を台湾に紹介
クリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)は、2012年3月から開始した台湾での出版エージェンシー事業を本格化し、今年2月時点で累計約700タイトルを取扱いました。また、営業活動の一環として2月5日(水)に開催される第22回 台北国際ブックフェア(台北国際書展)において、日本の出版社に台湾の出版社を紹介し、60件以上の商談をセッティングしている。
同社は、日本の書籍を海外に紹介する出版エージェンシー事業を、2010年3月上海に現地法人C&R上海を設立したのとほぼ同時期に開始した。初めは約600の中国出版社への日本書籍紹介からスタート。2年後、台湾での事業をスタートさせ、累計700タイトルに及ぶ書籍を紹介するまでに成長した。昭文社の旅行ガイドブック「ことりっぷ」シリーズや、メイツ出版のイラスト本「ボールペンでかんたん!プチかわいいイラストが描ける本」などを台湾の出版社に紹介し、好調な販売を記録している。
台湾には5,000社以上の出版社がある。日本と台湾は歴史的にも非常に繋がりが強く、日本文化への理解力と興味心が高いことから、漫画や雑誌、生活実用書、ビジネス・自己啓発書、文芸書、児童書と幅広い分野にわたり年間4,000冊の日本書籍が刊行されている。日本でベストセラーになった作品は、ほとんどが台湾でも売れる傾向があり、最近でも近藤真理恵氏の生活実用書「人生がときめく 片付けの魔法」(株式会社サンマーク出版)がベストセラーとなっている。
台北国際ブックフェアは、2月5日~10日まで台北世界貿易センターにて開催され、世界60か国以上の作家、出版社、企業が参加し、50万人以上が来場する世界でも有数のブックイベント。同社はこのブックフェアで、日本の新刊を求める台湾の出版社と、自社の作品を台湾に紹介したい日本の出版社を結びつけ、5~7日の3日間で60件の商談を行なう。
また、同社は、先月10日、C&R上海北京営業所は北京で開催された「2013年中国民営図書業界表彰式」において、2013年度に最も数多くの書籍の版権をエージェントした企業などに贈られる「年度最優秀版権代理機構賞」を受賞した。中国での出版エージェンシー事業が認められた証といえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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