泉州電業 Research Memo(4):多品種少量受注にも対応できるデリバリー体制を構築

2014年2月3日 18:23

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記事提供元:フィスコ


*18:23JST 泉州電業 Research Memo(4):多品種少量受注にも対応できるデリバリー体制を構築

■会社概要

(3)業界シェア、特色、強み

日本電線工業会の統計データから泉州電業<9824>の業界シェアを推計すると、電線総出荷額ベースでは約4%程度と推計されるが、同社の関わる需要部門である「建設・電販部門」だけで見ると約14%になる。また、商品別で見れば、同社の収益源となる機器用・通信用電線のシェア(同社未公表のためフィスコ試算)は約14%となっている。同業はメーカー系の商社が多くなっており、上場企業は同社のみとなっている。

業界では現状、電力ケーブル分野における価格競争が続いており、同分野を手掛けている独立系商社にとっては厳しい状況が続いている。経営体力がなく、差別化できる商材を持っていない電線商社は、大手メーカー系商社の傘下に吸収・統合されるといった流れが続いているようだ。

こうしたなかで、同社はオリジナル商品の開発で顧客との強い関係を築き上げているほか、多品種少量受注にも対応できるデリバリー体制を構築できていること、商品ラインナップにおいて、中小メーカーの特殊ケーブル等も揃えることができるなど、メーカー系列にはない強みを持っていることなどで、今後も独立系商社のトップ企業として成長を続けていくことは可能と弊社ではみている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島昇)《FA》

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