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ネットプライスドットコム Research Memo(1):業界No.1の実績を強みに今後も更なる成長へ
*15:02JST ネットプライスドットコム Research Memo(1):業界No.1の実績を強みに今後も更なる成長へ
ネットプライスドットコム<3328>は、Eコマース事業とインキュベーション事業を手掛ける。Eコマース事業は、バリューサイクル部門(インターネットによるブランド中古品の買取販売)、リテール・ライセンス部門(ネットショッピング、タレントライセンス商品の企画・プロモーション)、クロスボーダー部門(海外インターネットショッピング、海外転送・代理購入)からなる。
2014年1月30日に発表された2014年9月期の第1四半期(2013年10-12月期)の業績は、売上高が前年同期並みの2,779百万円、経常損失が128百万円となった。売上高は会社計画をやや下回ったものの、経常利益はほぼ会社の想定範囲内で着地したと言える。同社は今期を再成長に向けたグローアウト(脱皮)の1年と位置付けており、新しい成長エンジンとなるバリューサイクル部門とクロスボーダー部門の成長、リテール・ライセンス部門の収益化、BEENOS活動(インキュベーション事業)の本格化という3つのテーマを掲げており、2014年9月期以降の再成長に向けて、取組みを活発化させている。
インキュベーション事業では、2013年11月にインドのオンライン決済事業会社へ出資するなど、新興国でのベンチャー企業への投資を積極化している。2013年12月にはデジタルガレージ向けに第3者割当増資を実施して785百万円を調達し、投資育成事業をさらに強化していく方針だ。また、新規事業であるスマートフォン(スマホ)・タブレット端末向け知育アプリソフトも好調で、2014年1月上旬には30万ダウンロードを突破するなど、新たな収益事業として注目される。
同社のプラットフォームを通じた今期の流通総額は、前期比4割増の25,000百万円まで拡大する目標を掲げている。成長エンジンとなるバリューサイクル部門では積極的な買取施策と出品処理能力の拡大を進めていく。また、クロスボーダー部門では、海外会員向けの海外転送と代行購入サービス事業が急速に伸びている。いずれも業界No.1の実績を強みに、今後も更なる成長が期待される。一方、リテール・ライセンス部門では、タレント関連グッズの企画販売、ライセンス事業が急速に伸び始めている。人気アーティストグループのオフィシャルグッズの企画販売を2年前より本格開始、2013年12月新たなグループと提携し、関連のグッズ販売がスタートした効果が大きく、今後も同事業は高成長が期待されよう。
■Check Point
・バリューサイクル部門とクロスボーダー部門が流通総額を牽引
・「新興国への投資」を積極化して成長拡大へ
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NO》
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