29日の香港市場概況:5日ぶり反発で22000台回復、FOMCの結果待ちで上値は重い

2014年1月29日 17:37

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記事提供元:フィスコ


*17:37JST 29日の香港市場概況:5日ぶり反発で22000台回復、FOMCの結果待ちで上値は重い

29日の香港市場では主要指数のハンセン指数が5営業日ぶり反発となり、前日比180.97ポイント高(+0.82%)の22141.61で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同134.05ポイント高(+1.37%)の9898.02、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同52.79ポイント高(+1.25%)の4275.59だった。

ハンセン指数は終日堅調に推移し、終値で3営業日ぶりに節目の22000を回復した。トルコ中央銀行による利上げで新興国通貨不安が後退。また、中国での理財商品(高利回りの投資商品)のデフォルト回避や流動性懸念の緩和も引き続き支援材料となった。ただ、日本時間30日に明らかとなる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで、積極的に買い進む動きは見られず。31日からの旧正月連休を前に手控え気分も強く、上値の重い推移が続いた。

ハンセン指数の構成銘柄では、恒安国際集団(01044/HK)が6.91%高で値上がり率1位。株価の出遅れ感に加え、JPモルガン・チェースなどによる投資判断の引き上げが材料視された。また、レノボ(00992/HK)が4.58%続伸。米IBMのサーバー事業買収、スマートフォン世界シェア5位への浮上といった足元の好材料を評価する流れが続いた。

中国工商銀行(01398/HK)が4.07%上昇するなど、本土系銀行株も高い。4大国有銀行の新規融資が堅調に伸びているとの報道が手掛かりとなった。報道によると、4行の新規融資は今月1-26日に約4300億元(約7兆円)となり、前年同期比で10%増加した。半面、銀河娯楽(00027/HK)やサンズ・チャイナ(01928/HK)などカジノ株の下げが目立った。

その他の個別銘柄では、売り上げのプラス成長を回復したロクシタン(00973/HK)が5.47%値上がり。また、TVB(00511/HK)が2.00%上昇した。2月7日に開幕するソチ冬季五輪の香港における独占放映権を獲得したと発表した。一方、悪化見通しを明らかにした山東威高(01066/HK)は10.20%下落した。《KO》

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