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日経平均を睨みながらの中小型株物色/ランチタイムコメント
*11:56JST 日経平均を睨みながらの中小型株物色
日経平均は小幅に反発。14.79円高の15020.52円(出来高概算13億3000万株)で前場の取引を終えた。27日の米国市場はNYダウが5営業日続落となったが、中国や新興国への懸念がいったん弱まるなかで自律反発の展開となった。しかし、直近で800円下げた反動としては鈍く、日経平均は15000円を挟んでのこう着感の強い展開をみせている。
規模別指数では小型株指数の強さが目立つなど、中小型株の自律反発が目立っており、マザーズ指数やジャスダック平均の上昇率は日経平均、TOPIXを上回っている。セクターでは機械、非鉄金属、保険、ゴム製品、証券、医薬品などがしっかり。一方で鉱業、空運、建設、陸運などが小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の6割を占めている。
日経平均は反発とはなったが、戻りの鈍さが意識される。リスク回避的な下げだったためショートが積み上がっているわけではなく、ショートカバーを伴った需給面での反転は期待できない。一方、決算発表が本格化するなか、結果を見極めたいとする模様眺めムードも強いだろう。日経平均構成銘柄も、ファナック<6954>、ダイキン<6367>などが堅調な半面、KDDI<9433>、TDK<6762>、日東電<6988>、東エレク<8035>などが軟調であり、方向感は出難い状況である。
ひとまず日経平均が15000円をサポートできれば、小幅ながらも安心感につながりそうだ。中小型株のリバウンド狙いにシフトしている個人主体の物色への心理的なサポートになる。ただ、日経平均がマイナス圏に入ると反対に心理的な面から利益確定に向かいやすい。短期的な値幅取り狙いから値動きの荒さが目立つなか、日経平均を横目で睨みながらの短期トレードになろう。(村瀬智一)《FA》
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