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後場に注目すべき3つのポイント~値動きの軽い材料株などに個人主体の資金
*12:19JST 後場に注目すべき3つのポイント~値動きの軽い材料株などに個人主体の資金
27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・新興国通貨の急落をキッカケに全面安商状
・ドル・円は102円29銭付近、日本の12月貿易赤字などを受けて下げ渋る
・値動きの軽い材料株などに個人主体の資金、三菱紙<3864>が30%超の上昇
■新興国通貨の急落をキッカケに全面安商状
日経平均は大幅に下落。382.52円安の15009.04円(出来高概算17億1000万株)で前場の取引を終えた。アルゼンチンやトルコなど新興国通貨の急落をキッカケにした信用不安を背景に幅広い銘柄に売りが先行し、日経平均は一時14933.55円と昨年11月半ば以来の安値をつけている。
東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1700を超え、全体の9割を超えている。セクターでは東証33業種全てが下げており、保険が4%超の下げとなったほか、鉄鋼、その他金融、海運、石油石炭、不動産、証券などが3%超の下落となっている。また、日経平均構成銘柄では、上昇は大林組<1802>、マルハニチロH<1334>の2社のみとなり、223銘柄が下落。ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、KDDI<9433>などが日経平均を押し下げる格好である。
日経平均はひとまず15000円処での攻防が続いている。全面安商状ではあるが、好業績期待の銘柄などは売り一巡後に下げ幅を縮める動きをみせている。上値追いは慎重となろうが、決算期待の大きい銘柄への押し目買い意欲は強そうである。また、値動きの荒さは目立つものの、ゲーム関連の一角も堅調であり、値動きの軽い銘柄などには個人主体の資金が集中しやすいだろう。
もっとも、オーバーナイトのトレードは限られると考えられ、大引けにかけてのポジション調整的な流れによる反動には注意したいところか。いずれにせよ、内需系の好決算期待銘柄に資金は向かいやすいであろう。
■ドル・円は102円29銭付近、日本の12月貿易赤字などを受けて下げ渋る
ドル・円は102円29銭付近で推移。ここまでのドル・円は、101円77銭から102円43銭まで堅調に推移。ドル・円は、東京株式市場が下げ渋る展開となっていること、日本の12月貿易赤字を受けて下げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.3674ドルから1.3690ドルで推移。欧州中央銀行(ECB)によるストレステスト(健全性審査)への警戒感、連邦公開市場委員会(FOMC)でのテーパリング(量的緩和縮小)観測から上げ渋る展開。ユーロ・円は、139円25銭から140円15銭まで堅調に推移。
【経済指標】
日・12月貿易収支:-1兆3021.13億円(予想:-1兆2399億円、11月:-1兆2940.84億円)
12時17分時点のドル・円は102円29銭、ユーロ・円は139円99銭、ポンド・円は168円75銭、豪ドル・円は89円00銭付近で推移。上海総合指数は、2036.46(前日比-0.87%)で推移している。
■後場のチェック銘柄
・日経平均は新興国通貨危機懸念で大幅安、米FOMCを控え押し目買いも限定的
・値動きの軽い材料株などに個人主体の資金、三菱紙<3864>が30%超の上昇
・ゲーム関連の一角など値動きの軽い銘柄の動向に後場も注目
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
16:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》
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