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【中国の視点】政策の失敗が渋滞と大気汚染を招く、北京は東京を見習うべき
記事提供元:フィスコ
*08:02JST 【中国の視点】政策の失敗が渋滞と大気汚染を招く、北京は東京を見習うべき
北京市など寒冷地区で石炭を燃やして暖房を供給する慣習が昔から続いている。これが大気汚染の主因だといわれてきた。最近では、ここ数年のマイカーの急増が大気汚染の深刻化を招いているとの見方が優勢になっている。
日米や香港など経済発展が進んでいる都市に比べ、北京市のマイカーの数が圧倒的に多いと指摘された。北京市で自動車を購入する際、車庫証明書の提出が義務付けられていないことがマイカー急増の背景。また、これが北京市を交通混雑都市に導いた主因だと批判された。統計によると、北京市のマイカーのうち、約5割は駐車場を保有していないという。さらに、政府機関や企業などが従業員向けの無料駐車場を用意していることもマイカー通勤を助長させていると指摘された。
専門家は、北京市当局が都市の交通渋滞問題の解決に成功した東京都を見習うべきだと提言した。東京都では、マイカーを購入する際、車庫証明書を提出する必要があるため、これだけでも新車の増加抑制に効果的だと指摘した。また、車庫証明書のないマイカーの追加提出や北京市内の駐車料金の引き上げ、従業員向けの無料駐車場の撤廃などを着実に実施すれば、マイカー通勤は少なくとも7割以上減少すると予測した。
マイカー通勤の減少が確認された上で公共交通機関を増やせば、大気汚染が大幅に改善されるほか、交通渋滞も解消されると指摘された。専門家は、人口が1000万人以上の大都市でマイカー通勤自体に問題があると強調し、数年間も放置してきた政府にも責任があると批判した。《ZN》
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