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ナガイレーベン Research Memo(1):中期経営計画の達成へ足元の業績は好調
*19:42JST ナガイレーベン Research Memo(1):中期経営計画の達成へ足元の業績は好調
ナガイレーベン<7447>は国内シェア60%超を持つ医療白衣のトップメーカーである。終了した2014年8月期第1四半期決算は、売上高3,201百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益922百万円(同13.1%増)、経常利益1,000百万円(同8.5%増)となった。主力のヘルスケアウェアの拡大等により、売上高、営業利益ともに前年同期比だけでなく予算比でもプラスの結果となった。
進行中の2014年8月期は売上高16,000百万円(前期比2.4%増)、営業利益4,880百万円(同0.1%増)、経常利益4,923百万円(同9.1%減)、当期純利益3,030百万円(同2.8%減)を予想している。経常利益が減益になるのは前期のような為替差益(特殊要因)がなくなるとの前提であったが、現在の為替水準が続けば、経常利益も増益の可能性がある。
財政状態は健全であり、自己資本比率も2014年8月期第1四半期末で91.0%に達しているが、一方で株主還元(資本効率の改善)にも前向きである。単独ベースでの配当性向50%以上を宣言しており、自己株式の取得も機敏に行っている。
また、中期経営計画の数値目標として2016年8月期に売上高16,800百万円、営業利益5,100百万円を掲げているが、足元の業績が好調であることから、この中期目標の達成は十分可能であろう。内閣府が2013年6月に発表した「日本再興戦略」のなかでは、国民の「健康寿命」の延伸をテーマの1つとして掲げており、市場環境を整備、拡大していくことで「健康寿命」の延伸を実現していく方針を示している。ヘルスケアの市場規模としては、現状で16兆円の水準であるが、2020年には26兆円、2030年には37兆円に拡大する見通しとなっている。高齢化社会の到来に伴い2012年に149万人であった介護職員数は、2025年には最大で249万人まで増えるとの予想もあり同社にとっては追い風だ。
■Check Point
・リーディングカンパニーとしての確固たる地位を維持
・主力のヘルスケアウェア、ドクターウェアが引き続き好調
・安定した財務状況を基盤に配当性向50%以上を掲げる
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)《FA》
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