ナガイレーベン Research Memo(5):主力のヘルスケアウェア、ドクターウェアが引き続き好調

2014年1月21日 19:47

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記事提供元:フィスコ


*19:47JST ナガイレーベン Research Memo(5):主力のヘルスケアウェア、ドクターウェアが引き続き好調

■決算動向

(1)2014年8月期第1四半期決算

ナガイレーベン<7447>の2014年8月期第1四半期決算は、売上高3,201百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益922百万円(同13.1%増)、経常利益1,000百万円(同8.5%増)、四半期純利益616百万円(同9.3%増)となった。売上高は前期に引き続き主力のヘルスケアウェア、ドクターウェアが好調であったことが増収に寄与した。

コスト関係では、原材料値上げ、加工賃アップ等の影響があったが、売上高が増加したこと、先物予約により原価における為替レートの影響を抑えたこと、海外生産比率が上昇したこと等から、売上総利益率は前年の47.1%から46.8%へ若干低下したがほぼ想定内となった。

一方で販管費は586百万円から576百万円と絶対額で低下し、予算も下回った。これは主に一部の修繕費等が先送りになったためで、通期では期初計画の通り前年を上回ると予想している。

営業外収支は、前年比では減少したが予算に対してはプラスとなった。これは2012年度に発生した為替差益(ヘッジのために保有しているドル預金から発生した為替差益)が、今年度はなくなると期初には予想していたが、実際にはこの第1四半期にも差益(62百万円)が発生したため予算比ではプラスとなった。

(部門別売上高)
アイテム別の売上高は、ヘルスケアウェア1,776百万円(前年同期比7.3%増)、ドクターウェア504百万円(同10.7%増)、ユーティリティウェア171百万円(同0.7%増)、患者ウェア314百万円(同3.3%増)、手術ウェア334百万円(同13.0%増)、シューズ36百万円(同16.9%減)、その他63百万円(同18.7%増)となった。

ヘルスケアウェアは市場の安定化を背景に、リース更新が順調に進んだこと等から売上高は計画を上回り1,776百万円となった。ドクターウェアは新製品群の寄与等により好調に推移した。一方でエプロンや白衣等の上に着るユーティリティウェアは共用品への流れが継続しているが、市場には下げ止まり感が出ている。患者ウェアや手術ウェアは市場浸透が進んだこと等から売上高は安定的に増加傾向にある。

(財務状況)
2014年8月期第1四半期末の財務状況(貸借対照表)は表の通りであった。資産合計は35,443百万円となり、前期末に比べ1,611百万円減少した。流動資産合計は24,589百万円となり1,657百万円減少したが、主な要因は、現金及び預金の減少1,525百万円、受取手形及び売掛金の減少769百万円、たな卸資産の増加484百万円等であった。固定資産合計は10,853百万円となり、46百万円増加した。その内訳として有形固定資産は7,609百万円となり30百万円減少した。無形固定資産は86百万円となり1百万円減少、投資その他の資産は78百万円増加して3,157百万円となった。

負債合計は3,180百万円となり、前期末に比べ785百万円減少した。流動負債合計は810百万円減少し2,545百万円となった。主な要因は、未払法人税等の減少999百万円等。固定負債合計は635百万円となり、25百万円増加した。純資産合計は32,262百万円となり、前期末に比べ826百万円減少した。主な要因は、配当金の支払いによる1,541百万円の減少、当四半期純利益616百万円の計上による増加等。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)《FA》

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