新ThinkPadのキーボードの仕様変更は「改悪」?

2014年1月21日 13:08

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記事提供元:スラド

danceman 曰く、 ThinkPadの新モデル「ThinkPad X1 Carbon」は、キーボードが大きく変更されたという(週アスPLUS)。週アスPLUSでは「進化」とされているが、キー配置が変わっているためにブラインドタッチに支障が出る、この変更はむしろ迷惑である、との声もあるようだ(Ars Technica記事slashdot記事)。

 ThinkPad X1 Carbonでは、これまでファンクションキーの並んでいキーボードのた6列目がタッチセンサー式の「Adaptive Keyboard」となり、この列のキーには使用中のプログラムに合った機能が割り当てられることになる。6列目のキーがタッチセンサー式になったというだけでも、ブラインドタッチを好む人には受け入れ難いことのようだ。

 また従来「A」キーの左側にあったCaps Lockキーがなくなり、その部分にHomeおよびEndキーが配置された点も大きな衝撃であるとしている。ASCII配列のキーボードでは「1」キーの左側にあった「~」キーが右下のAltキーおよびCtrlキーの間に移動され、「1」キーの左側にはEscapeキーが配置されるという変更点もある。ブラインドタッチでキーを打つ場合、キーがどこに配置されているかを意識して考えるのではなく、指が覚えているままにキーを打っていくため、今回のようにキーの配置を変えられてしまうと、新たなキー配列に慣れるまでに時間がかかりタイピングに大きな支障が出るという問題がある。

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