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アドクリ Research Memo(6):今期も増収増益、広告代理店事業と再保険事業が下支え
記事提供元:フィスコ
*17:36JST アドクリ Research Memo(6):今期も増収増益、広告代理店事業と再保険事業が下支え
■業績動向
(2)2014年9月期の連結業績見通し
アドバンスクリエイト<8798>の2014年9月期の連結業績は、売上高が前期比6.1%増の8,090百万円、営業利益が同5.0%増の1,360百万円、経常利益が同3.3%増の1,300百万円、当期純利益が同15.6%増の750百万円となる見通しだ。
保険代理店事業では対面販売が減少するものの、協業店舗向けの拡大でカバーしていく構図は変わらない。新規申込件数やANPの月次動向をグラフで見ると、前年同月比では依然として水面下で推移しているが、資料の請求件数は底堅く推移しており、9月に駆け込み需要があったことを考慮するとまずまずの滑り出しと言えよう。
一方、広告代理店事業や再保険事業は順調に拡大する見通し。特に、再保険事業の売上高は契約件数の増加によって、2014年9月期が500百万円弱、2015年9月期が800百万円と急成長が続く見通し。営業利益率では10%台となるため、まだ全体に与えるインパクトは小さいが、着実な利益増加が期待できるため、収益の下支え要因として寄与するものと考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
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