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中小型株や低位材料株には短期筋の資金流入/ランチタイムコメント
*12:02JST 中小型株や低位材料株には短期筋の資金流入
日経平均は反落。206.91円安の15914.54円(出来高概算16億1000万株)で前場の取引を終えた。8日の米国市場は連邦公開市場委員会(FOMC)議事録内容を受けて利益確定の売りが広がり、ダウは反落。シカゴ日経225先物清算値は大証比95円安の16015円となり、この流れから利益確定の売りが先行した。また、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>は、大引け後の決算発表を控えて警戒感から2%超の下落となり、日経平均の重しに。そのほか、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>なども弱い動きをみせている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の6割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに下落。セクターでは、その他製品、パルプ紙、食料品、空運、銀行、石油石炭、倉庫運輸、情報通信、ガラス土石、その他金融などの弱さが目立つ。一方、海運、電力ガスがプラスに転じてきている。物色は個人主体による材料株物色となり、栄電子<7567>、藤倉ゴム<5121>、FDK<6955>、古河電池<6937>などが強い動き。
ファーストリテ<9983>のほか、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>など指数インパクトの大きい銘柄が下げるなか、大引け後のファーストリテ<9983>の決算や明日のオプションSQを控え、方向感は掴みづらい状況である。先物市場では断続的な売りが散見されており、再び欧州系の売りも警戒されるところ。日経平均はボリンジャーバンドの+1σに上値を抑えられる格好のため、まずは16000円を固めてこないと、押し目買いも意識しづらいところか。
一方、個人主体の物色は活発であり、東証2部、ジャスダック平均、マザーズ指数はプラス圏で推移している。再び大発会のときのような流れではあるが、中小型株のほか、やや仕手系色の強い低位材料株には短期筋の資金流入が期待されよう。(村瀬智一)《FA》
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