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タナベ経営 Research Memo(1):コンサル需要拡大を背景に業績は一段と向上へ
*16:33JST タナベ経営 Research Memo(1):コンサル需要拡大を背景に業績は一段と向上へ
タナベ経営<9644>は、 中小・中堅企業向け経営コンサルティングの大手。事業戦略の立案から、経営システムの構築、後継体制づくりまで経営全般にわたる総合コンサルティングを展開する。法人向けセールスプロモーション(SP)事業にも注力。無借金経営で財務体質の健全さが強み。
2014年3月期の第2四半期累計(4-9月期)業績は、売上高が前年同期比3.0%増の3,237百万円、経常利益が同97.0%増の305百万円となり、第2四半期累計としては過去最高の売上高を記録した。収益の柱であるコンサルティング事業において、経営協力契約数が期中平均で384件と、前年同期の361件から順調に拡大したのが主因だ。特に、前期から積極的に取り組んできた戦略ドメイン研究会やマネジメント研究会など、個別研究会をきっかけにコンサルティング契約を結ぶ企業が増加した。
2014年3月期通期の業績は売上高が前期比1.6%増、経常利益が同4.8%増と期初計画を据え置いている。ただ、第2四半期累計で同期の期初計画を上回っているほか、10月以降も経営協力契約数は順調に推移していることから、通期でも計画を上回る公算は大きいと言えよう。
景気の回復傾向が見えつつあるなかで、中堅・中小企業においても、次代の収益牽引役となる新規事業を模索する動きが活発化しており、今後もコンサルティングニーズは拡大基調が続くものと予想される。同社では、経営コンサルタントの人員増強を進めると同時に、新たに導入した顧客管理システム(CRM)を使って的確なコンサルティングサービスを提案していくことで、更なる業績の拡大を図っていく方針だ。
中期経営目標としては、2016年3月期に売上高8,050百万円、経常利益750百万円の達成を目指す。株主還元策は配当性向60%(特別損益の影響を除く)を目安としており、配当成長期待も含めて今後の動向が注目される。
★Check Point
・2014年3月期の2Q決算は売上高、利益ともに計画を上振れ
・コンサル契約数は直近数年の最高水準まで拡大
・総合経営コンサルティングでNo.1のポジション確立へ
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NT》
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