関連記事
タナベ経営 Research Memo(9):コンサル事業などの堅調により通期利益も計画上回る公算
*16:35JST タナベ経営 Research Memo(9):コンサル事業などの堅調により通期利益も計画上回る公算
■2014年3月期業績見通し
タナベ経営<9644>の2014年3月期の会社側業績見通しは、売上高が前期比1.6%増の7,450百万円、営業利益が同7.0%増の600百万円、経常利益が同4.8%増の630百万円、当期純利益が同131.5%増の750百万円。当期純利益に関しては、前述した過年度分の減損損失にかかる税負担の軽減により、期初計画の340百万円から増額修正されているが、その他は計画を据え置いた格好となっている。
ただ、第2四半期累計(4-9月期)で売上高、利益ともに同期計画を上回ったほか、10月以降もコンサルティング事業を中心に堅調に推移していることを考えれば、利益ベースで会社計画を上回る公算は大きいと弊社ではみている。特にコンサルティング事業については、経営協力契約数が今期中にも過去最高水準だった400社を超えそうな勢いで拡大していることから、下期の収益は少なくとも上期実績水準は維持し、さらに上乗せしてくる可能性もある。
下期の事業別の戦略は以下の通り。
(1)コンサルティング事業
コンサルティング事業においては、戦略ドメイン研究会の新たなメニューとして第4四半期(2014年1-3月期)から「フードサービス業態開発研究会」「Web・通販イノベーションモデル研究会」「卸 流通ビジネスモデル革新研究会」の3つを開始する。これら分野においては異業種企業からの新規参入も活発化しており、経営協力サービスの新規顧客開拓にもつながるものとして期待される。
さらに、コンサルティング品質ナンバーワンへの挑戦と時間生産性の向上にも取り組む。コンサルティング品質チェックシステムの確立を進めると同時に、時間生産性の向上ではiPadの導入などIT投資も行っていく。
(2)ネットワーク事業
ネットワーク事業では、顧客の拡大・深耕と高付加価値商品の開発・拡販に取り組む。金融機関を中心に顧客開拓を進めると同時に、提携先のニーズにマッチした商品の開発を行っていく。また、直接会員向けサービスではコンテンツをスマートフォンなどでも利用できるように今期中に対応していくほか、セミナー参加者へ入会促進を図ることで会員数を増やしていきたい考えだ。
(3)SP事業
SP事業では手帳の減少傾向が見込まれるだけに、セールスプロモーションやマーチャンダイジングなど他分野の売上拡大を強化していく方針だ。大型案件の受注増加を図るべく、営業サポートスタッフなど人的リソースを適材適所に配置し、営業効率の向上と同時に顧客対応力の強化も進めていく。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NT》
スポンサードリンク

